問題解決③

目標達成を意識する上で大切なもうひとつの事、それは常に全体像を把握しておくという事です。始まりがあって、過程があって、ゴールがあって、すべてひっくるめた全体像を把握しておく、ということです。
歯磨きをしようと動き始めた時には、歯磨きをした後のすがすがしさをイメージしています。着替え始めた時には、着替えた後の自分がイメージできています。トイレに駆け込んだ時には、用を足した後のスッキリ感をイメージしています。
無意識に近いレベルの話ですが、意識して自分を観察してみると、誰もがイメージしていることに気付きます。
また、皆さんはこのような経験がありませんか?
コンビニ弁当を食べる時、特別に意識しているワケではないのに、ごはんとおかずが最後にはバランスよくピッタリなくなっている…。これは常に弁当全体を眺めているからできることなのです。
お腹が空いたと思ったら、空腹を満たしたいという自発的な欲求が起こります。そして瞬間的に空腹を満たすという目標を掲げます。弁当を食べ始めたら完食することを次の目標に置き換え、完食する最善の活動をこなしていきます。そして、最終的には目標を達成して、最初にイメージした完食後の自分に辿り着きます。
本来、誰もが目標を達成するプロなんですね。