社長は偉くない

社長が偉いと思ったら大きな間違い。社長は決して偉くなどありません。従業員さんが何の為にその仕事をやっているのか、その意義を明確に示し、夢と希望とやりがいを持って働ける環境を作り、それらが間違っていた時に責任のすべてを負う、これが社長の仕事です。これだけです。だから、ぜんぜん偉くないのです。

仕事と作業

単純作業という言葉はありますが、単純仕事という言葉はありません。作業とは繰り返しであり、原則そこにはミスは存在しません。その点、仕事とは創造であり可能性です。何を創造するのかというと、仕組みやシステムを創造します。経理でも営業でも仕組み化するのが理想です。作業にミスは存在しないからです。

反省

ミスを犯したり、思い通りにいかない時、誰もが次につなげるために、なぜ上手くいかなかったのか反省をします。でも、本当に大切なのは、上手くいった時に、なぜ上手くいったのかを分析する事です。ほとんどの人は、上手くいった安堵感に浸って、これを疎かにしてしまいます。調子がいい時こそ冷静に。

忘れない方法

頼まれ事を忘れずにやり切る方法は2つ。①頼まれた時にすぐに終わらせる。②頼まれた時にすぐメモをとり、完了するまで何度も何度もチェックする。この2つは一人前の社会人なら誰でも実践している事です。つまり、これができていない間は半人前なのです。あなたは?

忘れてました?

頼まれた事を忘れてました…これは社会人としてあってはならない事です。あってはダメなんです。その場では許されたとしても、長い目では許されていません。なぜなら、あってはならない事だからです。でも人間だから忘れる事もありますよ〜など通用しません。あってはならない事なんです。

段取り

昨日やった事と同じ事を、今日も繰り返す事ができるとしたら、昨日と同じ時間がかかりますか?半分の時間でできますか?ほんの1時間もあればできますか?この時間を縮める準備を段取りと言います。無駄に過ぎた時間は二度と戻ってきません。仕事ができる人は、時間の価値を本当によく知っています。

感情のレベル

人間は感情の生き物です。理性だけで自分のすべてを支配する事は不可能です。達成したい、やり遂げたい、という感情レベルで目指すことしか達成できないようになっているのです。親に歯磨きしなさいと言われたらしたくないもの。歯がザラザラ気持ち悪ければ、黙って勝手に歯磨きしてしまいます。

目標達成

仕事の中での目標には、必ず2種類の目標が存在します。自分で決めた目標と、他人に強いられた目標です。自分で決めた目標が達成できないまま妥協してしまうのは論外。他人から強いられた目標を、自分の目標レベルに変換できなくては、達成することは難しいでしょう。なぜか?…次回お教えしましょう。

スピード

作業や仕事を速くこなすことは大切ではありません。毎日やっている単純な作業でも、これまでにやったことのない大仕事でも、大切なのは着手するまでのスピードです。多少の間違いがあっても、やりながら修正することは簡単です。でも過ぎてしまった時間を取り戻すことは、100%不可能でしょ?

守破離

自己流で大きなことを成す人など滅多にいるものではありません。99.9%の成功者にはメンターがいます。そのメンターにもメンターはいました。真似して学び、そこから初めて自己流というものが育ちます。初めから自己流を主張する人は大成しません。まずは身近に手本となる人を見つけましょう。

邪念

常識が作り出す結論のほとんどは邪念となって、あなたが目指す目標達成の邪魔をします。これまで培ってきた常識が邪念となる…なんだか恐ろしい話ですね。でも解決方法はあります。自他ともに成功者と認める多くの人は、別の成功者の真似をした、と言います。これが大きなヒントです。

常識

何かを成し遂げたいという強い思いとは裏腹に、どうせ無理だろうな…という邪念が湧いてくることがあります。ほとんどの場合、これまでの経験則の中で作られてきた自分自身の方程式に当てはめて、脳が勝手に判断しています。その判断基準のことを常識と呼んでいます。

感情

人が何かを購入しようと意思決定する時、そこには必ず欲求という感情移入の作用が働きます。それは「この商品が欲しい」と「この人が勧めるものが欲しい」の2つです。必ず、このどちらかです。いま目の前にいるお客様のニーズはどちらなのでしょう。

AIDMA アイドマの法則

消費者がある商品を知ってから購入するまでの、5段階のプロセスを英語表記したときの頭文字を並べたもの。それぞれ、①注意、②関心、③欲求、④記憶、⑤行動、となる。分かりやすく言うと、①気付きがあり、②興味をもって、③欲しくなり、④記憶に留めていたら、⑤買っちゃった…ということ。

夢とは…

あの頃は本気で目指していたけど、やっぱり現実の厳しさを思い知らされました…。そんなものを夢とは言いません。達成できるかできないか、そんな次元で諦めるものを夢とは言いません。死ぬまで追いかけられるものが夢です。世の99%は持っていないのです。あなたは持っていますか?

気配り

食事の席でグラスが空きそうになる直前にビールを頼んであげたり、トイレで席を立った時に散らかった靴をさり気なく整えたり、これらも立派な気配りです。その場の雰囲気が壊れてしまうような会話を持ち出すのは気配りのできない人、ニコッと笑顔が出せるのは気配りのできる人です。でも、気付いた時に行動を起こすことだけが気配りではありません。もっとタイムラグの大きなものもあります。先回りして、根回しして、準備をして用意する、今この瞬間のためにここまで気を使って準備をしてくれたのか、と思ってもらえるような気配りを実践していきたいものです。

まだまだ…

自分のでき得る、ありとあらゆる努力の末に不可能なことは諦めたらよろしい。だけどね…、ありとあらゆる努力をし尽くした人を、ボクは未だ見たことがありません。努力に努力を重ねて挑み続けた結果、何事も成し遂げられなかった人も、未だ見たことがありません。まだまだ努力のしようがあるんですよ。

もっともっと…

考えて考えて、それでも何も得られなかったら、もっと考えてみよう。それでも駄目なら、もっともっと考えてみよう。それでも駄目なら、何も考えずにとにかく行動してみよう。行動なくして何かを得られることなどないのだから。「何も考えない」…これもアリだと思う。

笑顔

あなたが知っているすべての人の中で、あなたの笑顔を最も見てこなかったのは、恐らくあなた自身です。鏡の前で笑顔の作り方を練習している人を笑ってはいけませんよ。むしろ、あなたもマネをして練習するべきです。でないと、彼にはとうてい勝てません。

礼儀

礼儀の基本は言葉遣いなんかじゃありません。あいさつです。おはようございます。ありがとう。ごめんなさい。さようなら。これだけ言えれば90点。でも…、思い上がりは禁物です。思うに、90%の人は、たったこれだけのことさえできていません。

自主性

AさんとBさんが資料を作りました。Aさんは分からないなりにも自分で考えて、現場が混乱しない程度に資料を完成させました。Bさんは分からなかったので上司に聞いて、同僚に手伝ってもらいながら完璧な資料を完成させました。AさんもBさんも正解です。でも真っ当な会社なら評価はAさんの方が上でしょう。Aさんは経営者タイプ、Bさんは従業員タイプです。自主性があり考える力を持っている人は、トイレ掃除をさせても違いが出ます。まずは考えてみよう。

思い

とんでもない難問に直面したとき、その難問をクリアできるかどうかは、本人の思いひとつで決まってしまう。こんなのムリと思ってしまった瞬間に解決などできなくなる。幕末の当時、江戸幕府がなくなるなどと誰が考えたでしょう?でも実現してしまった。何故でしょう?要は、思いなんです。

基本=シンプル=大切な事

本当に大切な事ほど、実はとてもシンプルである事が多い。シンプルすぎてつい忘れてしまう。基本の基本について考え、自分がそれを忘れてはいないか点検するための時間を、1日のうち何回か持てる余裕が欲しい。もっとシンプルに考え行動する事で解決できる事はたくさんある。

セルフコントロール

辛い時ほど明るく振る舞おう。調子がいい時ほど冷静になろう。落ち込んでいる時ほど気丈に振る舞い、上手くいっている時こそ慎重になろう。これらは理性を要します。つまり、セルフコントロールが必要なのです。唯一の例外は、夢や目標を達成して、喜びに涙する時くらいです。嬉し泣きをしよう!

主導権を握る

お客様との交渉の場ではもちろん、普段から主導権を握れる人こそリーダーにふさわしい。決して傲慢になる…という事ではありません。「〜した方がいいですか?」を「〜しましょう!」に変えてみよう。視点を変えると自分も変わり、自分が変わると世界も変わります。

緊張感

緊張したら萎縮してしまって思うように仕事がはかどらない…、本当にそうだろうか?適度な緊張感をもって臨む時、想像以上の結果をもたらす事もある。初心者は怪我をしない、初心者は諦めない、ビギナーズラック…、適度な緊張感は必要なのである。

重心を下げる

日々の生活の中で、思い通りに事が運ばないことは、あって当たり前です。全て思い通りにいくのは異常で、何かしら問題が発生して、思い通りにいかないのが正常なのです。大切なのは、上手く行っていない時の対応です。重心を下げて、冷静にジックリと「それ」に向き合いましょう。

企業秘密

社内の秘密事項を企業秘密と言います。それは社内の数字に限った話ではありません。会社の財産にまつわるもの全ての事なのです。あなたの営業トークや電話の応対から、スケジューリングや整理整頓の仕方まで、全てです。あなたには、企業秘密がいくつありますか?

絶対と相対

10点を獲得しました。これって凄い事なのか?10点満点中の10点なら凄い事です。でも1000点満点中の10点ならそうでもない。ところが平均点を見るとわずか2点でした。すると1000点満点中の10点でも立派に見える。問題なのは分母です。絶対数と割合は考えて使いましょう。

目標と目的

目的がなければ目標は生まれません。目標を達成できなければ目的を叶えられません。目標を達成するためには、明確な目的を見つけることです。「夢を叶える」という目的のために、日々達成するべき目標があります。目標とは到達するべき節目の事で、目的とは到達までの過程のすべての事です。難しい…。